ルーター替えました
作成日カテゴリ: blog NW 工作 タグ: ルーターOpenWrtProxmox
ルーターを替えたい
今の家に引っ越して以来、YAMAHAのRTX830をずっと運用してきたわけだが、どうもGUIでもCUIでも使いにくい。。。 DNSリカーシブサーバーの仕様もよくわからんし、MACアドレスベースの静的DHCPも思った動作をしない。。。
コチラが変更前のルーター
アライド高いし、BUFFALOの有線ルーターに変えようかなと思っていた矢先。
N100に2.5G×4をのっけた中華PCで爆速ルーターを作る
という怪電波を受信・・・
そんなにコスト掛からないようなので試しに作ってみる。ついでに2.5G環境作れるといいね。
PCの選定
N100が乗っていることを前提にAmazonとAliExpressを物色・・・ Amazonは高かったのでAliExpressで適当に調達。
最新CPUなのでJシリーズとかNシリーズよりは全然高い。 が、普通に有線ルーター買ったりミニPC買うよりは全然安い。
NoRAM NoStorage
を選択。どうやらこれだと関税がかからないらしい。
注文後、しっかり2週間で到着。
アリエクだといつも到着するかどうか分からないのでドキドキするね。 最近は国内入ったくらいで追跡できるようになるので助かる。
不足パーツの調達
NoRAM NoStorage
を選択したのでメモリとストレージを別途調達する必要がある。
それっぽいところで調達。ぶっ壊れても困るので安すぎずといったところ。
さらに今回、ルーターソフトを直接インストールするにはストレージケースが必要なので一緒に調達。 そのうちメインPCのSSDリプレイスで使うしそれなりのメーカーで調達。
NVMe/SATA両対応なのにこの値段。クロしこ安くて助かります。
ソフトの選定
ルーターソフトは色々あるが、今回はOSS界隈で有名そうなOpenWrtを選択した。 Qiitaとかでも情報が多いし日本語GUIもあるのでよさそう。
インストール
OpenWrtは最近よく見るLinuxディストロとはインストール方法が違うので注意が必要。 ストレージをストレージケースに放り込んでRufusでイメージを書き込む。
インストール後、適当にポート設定してフレッツ回線の設定を放り込んで難なく動作。 今回はIPoEだけにしてみた。
汚いですが、設置写真。
ついでに仮想化
インストール後のリソースを見ていたところCPUもメモリも余りに余っているのが気持ち悪すぎたので、余剰リソースを有効活用するためにOpenWrtを仮想化することにした。
CPUの使用率画面。最大でも2%程度だった。
個人的にVMwareのESXiが好きだったが、Broadcomさん提供になって料金体系が変更されてから個人向け無償版は消滅したらしいので今回は別のモノを。 今回はDebianベースのProxmoxを採用。
Proxmoxは普通にインストールUSBを作ってインストールするだけなので超簡単。あらかじめConfigバックアップを取ってからProxmoxをインストール。
VMを作ってからOpenWrtを起動してバックアップしたConfigで復元すれば完了 後から調べたがルーター用途ならRAMは1GBで十分らしい
移行後のSummary画面。2つ目のVMとしてmysqlも稼働させてみたがまだ余ってる。。。発熱について
あんま負荷かかってない状態でも、ちょいちょい発熱するっぽいのでファンを付ける 適当にUSB電源の12cmファンを買ってしばりつける
うーん いいね
総括
ブラウジング時の応答が気持ち速くなったような気がする。 プラシーボな気もするがとりあえず、ルーターのおかげということにしておく
PC⇒ルーター⇒AP
のルートが2.5G化されたのでMetaQuest3へのSteamVRキャストがいい感じになる。予定。
Proxmoxを触れたのも収穫。 そのうちメインのサーバーもESXiから移行しよう・・・
さらにオマケ
後から聞いた話ではミニPCルーターをメインルーターとして使うことはあんまりないっぽいが、なんか速そうなのでしばらくはメインのルーターとして運用してみる。 ダメだったらRTX830に戻せばいいしね。